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哲学用語を理解するのにオススメの解説書3冊
【哲学用語はほんとうはむずかしくない】 「アルケー」「ロゴス」「イデア」「定言命法」「弁証法」「エポケー」「現存在」「エピステーメー」……など、西洋哲学や現代思... -
なぜ人間や社会に関する考えは対立するのか?
【理念や理想の絶対視は不毛な争いを生む】 21世紀になって、宗教や人種差別、所得格差などを背景とする価値観や考え方の対立が目立つようになってきた。 争点となって... -
哲学の名著の数々をざっくり理解したい人にオススメの入門書3冊
【いろいろな哲学の名著のエッセンスを1冊で見渡す】 これまでの記事で『ソクラテスの弁明』や『方法序説』『純粋理性批判』など、いわゆる〝哲学の名著〟の有名どころ... -
オウム真理教事件が突きつけた生き方とは?:生命学の実践
【〝この私もオウム真理教に入っていたかもしれない〟】 「自分を棚上げにしない哲学=生命学とは?」で紹介した哲学者・森岡正博氏の『自分と向き合う「知」の方法』の... -
トマス・アクィナス哲学入門にオススメの1冊
【これまでにない視点をもったトマス・アクィナス本】 大学の教養課程で西洋哲学の歴史を学ぶとき、たいていは、古代から現代へかけて、各時代を代表する哲学者を中心に... -
自分を棚上げにしない哲学=生命学とは?
【〝客観的〟な学術大会の発表。でも……】 大学院に入学したての1992年、ぼくは、ある学術大会の運営の手伝いに駆り出されたことがある。 役回りは、発表者が持ち時間を... -
ウィトゲンシュタイン哲学をはじめて学ぶ人にオススメの入門書&解説書&翻訳書
【ウィトゲンシュタインがもたらした「言語論的転回」とは?】 前回の記事「ハイデガー『存在と時間』をはじめて読む人にオススメの入門書&翻訳書&副読本」のなかで、... -
ハイデガー『存在と時間』をはじめて読む人にオススメの入門書&翻訳書&副読本
【未完の書『存在と時間』の本来の目的とは?】 ハイデガーは、20世紀最大の哲学者の1人だと言われている。 西洋哲学史において〝事物はどのような存在か?〟と問われ... -
マルクス『資本論』をはじめて読む人にオススメの解説書&翻訳書
【『資本論』が再評価されるワケ】 派遣切りやリストラ、経済格差、金融不安や金融危機、気候変動など、資本主義の問題があらわになってきたのと比例するように、マルク... -
ニーチェ『ツァラトゥストラ』をはじめて読む人にオススメの翻訳書&解説書
【『ツァラトゥストラ』はニーチェの主著】 ニーチェには数多くの著作がある。 それらの著作を年代順に読んでいくことは、ニーチェの哲学の展開をそのままたどることと...